Blog

日本のCVC紹介 第2弾

皆様初めまして。新しく入社したFCPインターン生の三輪です。

前回から始まった「日本のCVC紹介」シリーズの第2弾として、引き続きIT企業系のCVCを3社ご紹介したいと思います!


①YJキャピタル株式会社

(YJキャピタルのコーポレイトサイトより引用)

概要

運用資産額は約465億円。YJキャピタルは2012年9月、ヤフーの投資子会社として設立。ヤフーグループとしての事業シナジーにとらわれず、より長期的な視点で将来性のあるベンチャー企業や起業家を支援していくことで、ともに新規事業領域の創出を行うコンセプトを掲げる。

投資の特徴

日本国内、アメリカ、アジア地域、イスラエルのテクノロジー企業を中心に投資。投資方針として、

  • インターネットに関係する事業に幅広く投資、

  • シードからレイターまで投資ステージも幅広く、

  • 現時点でヤフーグループとのシナジーがなくても投資、

  • 投資金額も臨機応変に対応

上記4つが掲げられている。(HPより抜粋)

また重視するポイントや注力分野として、

  • ITの特性を活かしたビジネスモデル

  • モバイル分野に関連したサービス

  • 既存産業、既存の市場に対して、ITを活用することで新しいユーザー体験を創出するサービス

  • 中小企業向けのITサービス

  • 海外市場も視野に入れ、グローバル展開を目指すビジネス

が挙げられている。(HPより抜粋)

投資先(一部)

①株式会社GameWith

2017年6月に東証MothersへIPO。

ゲームの攻略情報コミュニティ、ゲームユーザーがよりスマホゲームを楽しむための、攻略情報や機能を提供するサイト「GameWith」を運営。

 

(GameWithのコーポレイトサイトより引用)

②ラクスル株式会社

2018年5月に東証MothersへIPO。

国内初の印刷サービスの価格比較サイト「raksul(ラクスル)」の運営、発注の代行事業を展開。他、パソコンやスマホアプリから最適なドライバーをマッチングして、荷物の配送予約から支払までを行えるネット運送・配送サービス「ハコベル」を提供。

(ラクスルのコーポレイトサイトより引用)

株式会社ミラティブ

未公開企業。

スマホ画面共有型ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」の運営。

(ミラティブのコーポレイトサイトより引用)


②RakutenVenturesJapanFund

(楽天ベンチャーズのコーポレイトサイトより引用)

概要

運用資産額は約100億円。2016年1月に設立。楽天グループのベンチャーキャピタルであるRakutenVenturesが運営する。従来のベンチャーキャピタル業務に加え、楽天ならではのグローバルネットワークへのアクセスも提供しながら、投資先企業が時代を先取りして進化・成長できるように支援する。

投資の特徴

「アーリーステージ」や「グロースステージ」にある、インターネット関連事業を展開する日本のスタートアップ企業を中心に投資。対象となる企業には、旺盛な起業家精神と先見性のある技術やビジネスモデルを求めており、さらなる成長を促すため、楽天グループ内の既存の技術やプラットフォームの活用などによるサポートを提供。

投資先(一部)

①メイクリープス株式会社

2018年11月に株式会社リコーによる100%子会社化。

クラウド型見積・納品・請求管理ソフト「MakeLeaps(メイクリープス)」を提供(WebnetIT株式会社から事業を継承)。

(メイクリープスのコーポレイトサイトより引用)

②株式会社OKAN

未公開企業。

1ヶ月冷蔵保存できる無添加おかず・お惣菜の定期仕送りサービス「おかん」の運営。1ヶ月冷蔵保存できる無添加おかず・お惣菜の企業向け販売。BtoEソリューションサービス。

(OKANのコーポレイトサイトより引用)

ベースフード株式会社

未公開企業。

パスタ麺の生地にチアシードなどの栄養食品やビタミン群を練り込んだ完全栄養食品をD2C(Direct to Customer)の手法で販売。

(ベースフードのコーポレイトサイトより引用)


③株式会社サイバーエージェント・キャピタル

(CyberAgent Capital のコーポレートサイトより引用)

概要

国内における運用資産額は約75億円。2016年4月に設立。サイバーエージェントグループで培ったインターネットビジネスのノウハウとネットワークを駆使し、「インターネットビジネス」と「ファイナンス」の両面から様々な企業やサービスの成長をサポート。

投資の特徴

ポテンシャルの高いインターネット関連ビジネスで、マネジメント・リーダーシップに秀でた起業家が率いる、グローバル展開を共に志せるベンチャー企業への投資に特化。 起業家、ベンチャー企業にとっての“共創パートナー”をテーマに掲げ、事業 / サービスが軌道に乗り始めたアーリーステージのベンチャー企業だけではなく、事業立ち上げフェーズであるシードステージのベンチャー企業への出資も積極的に行う。

投資先(一部)

①株式会社HRDatabank

2018年4月に株式会社セントメディアが吸収合併し、解散。

会社に必要な人材を発展途上国から採用できる国境を超えた求人・求職プラットフォーム「HRDatabank」の運営。

(HRDatabankのコーポレイトサイトより引用)

②株式会社Buff

未公開企業。

営業組織を強化するプログラム「Buff Sales」を提供。

(Buffのコーポレイトサイトより引用)

株式会社StayList

未公開企業。

都市・国や物件タイプ・設備などの条件で、さまざまな民泊予約サイトをまたいで滞在先について検索することができる、民泊の一括検索サービス「StayList(ステイリスト)」を運営。

(StayListのコーポレイトサイトより引用)


以上が今回紹介するIT関連のCVCでした。どこのVC独自の投資特徴を持っており、自分たちの事業やネットワーク、アセットをフルに活用し起業家の方々のサポートを行っている事がわかりました。今後も日本国内で活躍するCVCを紹介していくのでよろしくお願いします!

ご精読ありがとうございました。

Facebook アカウントアカウント名:

Twitterアカウントアカウント名:

Instagram アカウントアカウント名:

シェア用リンク

Comments